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ヒダコレのさくらんぼとチェリーの身長計

2022年04月15日

こんにちは🙂
昨日、14日の高山祭はあいにくの雨weather06になりましたが、お祭りは今日15日が最終日。
せっかくの高山祭、お天気が回復します様に😌

さて、飛騨では桜が満開ですがヒダコレのさくらんぼの木も満開flowers&plants1



毎年、小ぶりの真っ赤なさくらんぼの実🍒がなるんですemotion07



工房では、フォトツリー(身長計)が仕上がって来ています。
スタッフのたまちゃんの手元にあるのは、ブラックチェリー🍒の身長計。
とても優しい色合いの材種です。



他の材もオイルを乾かすために立てています。
出来上がったらご紹介しますねflowers&plants13

今あるフォトツリー(身長計)はこちらからもご覧いただけます。
今あるのは樺の木と水目桜のフォトツリーです。
お店にも展示していますので足を運んでみて下さいね~flowers&plants9


浦西聖美  

Posted by ヒダコレ at 11:37Comments(0)工房・制作だより

ヒダコレに鏡が勢ぞろいしてますよ~

2021年10月11日

こんにちは😊
先日、娘の学校の運動会がありました。
この時期は台風など天候に左右されることの多いですが、お天気に恵まれ無事に開催できてよかったです☀


さて、今日はヒダコレの鏡をご紹介しますね。

主に、スタッフのナナちゃんが企画、設計を担当してくれました。
「お部屋にお気に入りのイラストを飾るように、ご自分の好きな木目の鏡を飾ってほしい。。。」
とナナちゃんの思いが形となった鏡が出来上がりましたemotion20

鏡ってなかなか買い換えないものだし、どうせだったら気に入った鏡を使いたいですよね。
材種、、形、仕様もさまざまな鏡たちがヒダコレ2階に集合しましたよ🤗



こちらはチェリー材の鏡ですfood09
コンソールデスクの上に立てかけた状態で使用しても、壁に単独で掛けても使えます。





白い壁に取り付けた3点の鏡は、胡桃とチェリー材の鏡です。
真ん中、左側の鏡には、タオルやキッチンクロスが掛けられるポールのある仕様に💡





樺(カバ)の木の姿見2点は制作工程が少しだけ違いますが、シンプルにお部屋に馴染むデザインとなっています。

そして、デスクの上にあるのも樺の木の三面鏡です。
木目を生かした作りになっていて、見た目にもすっきりの三面鏡。
見えない下の部分にさりげなく手掛けがあります😙





上の写真でご紹介した樺の木の姿見を壁に立て掛けてみました。
出かける前に鏡の前で身支度をすませ、今日も笑顔で。。。の毎日に、お気に入りの鏡だとよりうれしいflowers&plants9

今回は、試作もかねて製作したので、なんとemotion22通常価格より50%Offとなっているお買い得の鏡もあります🤩
無垢の木で作られた鏡でこのお値段はとてもうれしいemotion18

ヒダコレでは鏡のオーダーも承っています。
材種としては、クルミ、チェリー、ナラ、ブラックウォールナット、カバの木でオーダーが可能ですflowers&plants2
ぜひお気軽にスタッフにお声かけくださいね~

浦西聖美
  

Posted by ヒダコレ at 18:00Comments(0)工房・制作だより

リメイク家具 丸テーブルが生まれ変わりました♪♪

2021年10月01日

こんにちは、10月に入りましたfood08 秋って野菜や果物が特に美味しいですよね~
ついつい食べ過ぎてしまう・・・食べすぎ注意の季節です🤭

さて、本日はリメイク家具のご紹介ですdeco11
ヒダコレの製作部、玉木君の腕の見せどころです💪



こちらはお客さまが使ってみえた座卓の丸テーブル(ちゃぶ台)の天板部分です。
丸いテーブルは使い勝手のいいテーブルではあるけど、使わない場合は場所を取るのも事実🤔



そんななか、お客さまのご要望で(ちゃぶ台)を半分にカットして、あらたな家具へとリメイクすることにflowers&plants9



半分にした天板に取り付ける脚をあらたに製作📏



そして、カットした部分と、新しく取り付ける脚に塗装を施します🎨



そして出来上がったのはこちらです🤗
1点は”元のテーブルの脚をそのまま生かしつつ文机”として。
そしてもう1点は、お手持ちの椅子に合わせた高さの”パソコン用のワークデスク”として生まれ変わりましたemotion20
平行な面があることで壁にピタッと設置できて、使い勝手のいい2台のテーブルになりました💫

このように、お客さまのご要望をお聞きし、リメイクした家具をお客さまに喜んでいただけるとうれしさも倍増しますね😆

例えば。。。

deco4おうちにあるこんな家具、工夫してあんな感じにならないかしら?
deco4家具の塗装が取れてしまって・・・リフレッシュできないかしら?
deco4この椅子、座面の部分の張地を部屋に合うように取り替えたいな~

などなど、お悩み家具がありましたらぜひお気軽にお尋ねくださいemotion20


浦西聖美
  

Posted by ヒダコレ at 12:00Comments(0)工房・制作だより

家具の再生、いたします。

2021年06月20日

「おうちにある家具を、少しリメイクして使い続けたい」
ヒダコレではそんなご相談も受け付けています。

今回ご依頼いただいたのが、ローテーブルのリメイク。
天板を2分割して、新たに2台のテーブルを作って欲しいとのご依頼でした。もちろんお任せあれ!

丸鋸で天板を2分割し、



脚をはめる穴を彫り直し、
(既存の穴はそのまま活かします)



新たな脚をご希望のあった長さにカットし、



元の色と同じ色で塗装して、



完成です!



所々にみられる傷やビスの跡、そして深みのある色合いや質感から、お客様が様々なシーンで長年ご愛用頂いてきたことが伺えます。そんな思い出に寄り添いながら、製作させていただきました。

他社様の商品でもOKです。お気軽にご相談くださいね。

たまき  

Posted by ヒダコレ at 18:05Comments(0)工房・制作だより

画竜点睛!

2021年06月06日

咲いた~咲いた~色とりどりの天板が~♪

並んだ~並んだ~オーク、チェリー、ウォールナット~♪
(左から、ウォールナット・チェリー・オーク・オーク・チェリー!)



スタッフのたまきです!
現在工房では、カフェテーブルを製作しています。

テーブル天板の樹種は、オーク、チェリー、ウォールナット。見た目はもちろん、硬さや手触り、香りまで違う個性豊かな木々です。

1週間前に始まった加工。

長さのカットや、


反り止めをはめるための溝彫り、


仕上げ磨きを経て、


ついに最終工程、塗装に入りました。

塗装はいわば画竜点睛、ダルマの目に墨を入れる作業です。
塗りムラや塗り残しの無いよう、丁寧に塗っていきます。

以下の写真のように、塗料が乗った部分は鮮やかな色に変身します。
製品としての命が宿る瞬間、といってもいいでしょう!


完成までもう少し。気を引き締めてがんばります!

たまき  

Posted by ヒダコレ at 20:00Comments(0)工房・制作だより

テレビボード製作中

2021年05月18日

こんにちは!スタッフの玉木です。

暑さと梅雨がいっぺんにやってきて、カラダ的にもキモチ的にも落ち込み気味です・・・😵
みなさんいかがお過ごしでしょうか?

さて、工房では現在、オーダーいただいたスギのテレビボードを製作中です。

板を固定する穴を彫ったり、


引き戸が通るミゾを彫ったり、


触った時に痛くないよう面を取ったりしています。


スギと言う材料は木材の中ではとても柔らかく傷がつきやすいので、加工の際には細心の注意を払います。でも、そんな柔らかくて温かい風合いがスギの魅力ですね🌲


完成写真もアップ予定です。アメニモマケズ、頑張ります!

たまき  

Posted by ヒダコレ at 20:00Comments(0)工房・制作だより

オーナーフェイスブックより 「杉材の話」

2019年05月13日

普段飛騨の広葉樹で家具を製作していますが、
実は「すぎ材」で新しいオーダー家具を作ろうと考えていまして…

今日は郡上市まで、そのすぎ材を確認にきました。



なかなか私のイメージするオーダー家具に叶う杉が見つからなくって
そしてやっと飛騨から美濃にかけて生息している岐阜県産材の杉の木に出会えました。



これで更に商品企画を進めることができます。
壁面収納、スタッキングシェルフ、TVボードや棚収納など。

お部屋の広さやお客様のご要望に合わせて、オーダーできるように考え中‼

乞うご期待ください。









ヒダコレではいろんな情報を配信中!






 
   ID検索「@hkl9591k」でも登録できますemotion24



 







  

Posted by ヒダコレ at 15:53Comments(0)工房・制作だより

ケヤキの一枚板がキレイに復活!??

2019年04月26日


今回はお客様から預かったケヤキ一枚板の修繕作業の様子をやまうちがレポートいたします🎤


お客様の大切な一枚板はおじいさんの代から引き継いだケヤキの一枚板
今回はそのリペアのご依頼を頂いたのです!

やっぱり長く使っていると、シミやキズがたくさん付いてしまいます😔
その長年のシミなどをきれいに落としていく作業は、少し寂しいような、そして少しワクワクするような仕事です☺



特にこのケヤキ一枚板は、昔の大工さんの手仕事だと思いますが…なんと!2ヶ所に埋木の加工があるんです😍


同じケヤキ材を使って、木目の組み合わせ、おもしろさを考えながら埋め込まれた模様は一つの景色となって大きな個性を生んでいますね🌟


その埋木を傷つけないように、使い込んだ味を消し過ぎないように、そして今の若いご夫婦にも気に入っていただけるように、加工を進めて行きました☺

こんなに綺麗に木目が出てきましたよ~😍


完成後、先日富山まで無事に旅立って行き、お客様にもとても喜んでいただけました!

一枚板の修繕作業の様子を動画にしたので、ぜひこちらのリンクから一枚板がキレイに変わっていく所を見てみてくださいね!
やまうちのおすすめの見どころはオイルを塗っていく所です😤

オイルを塗ることで埋木の部分の模様もしっかりでて、デザインとしての存在感が増していくんです!




そして!!!ヒダコレでは、これから家具の、特に一枚板のリペアや買取りにも力を入れていこうと思っています✌
限りある資源を大切にしたいですよね☺  

Posted by ヒダコレ at 12:00Comments(0)工房・制作だより

お客様よりお預かりした棚のリペアをしました!

2019年04月16日

お客様よりお預かりしていました棚のリペアが終わり先日お届けに行ってきました!

今回はヒダコレスタッフが作業している様子をやまうちがレポートしたいと思います💪


今回はすべてを各パーツ毎にバラした後、パーツの汚れたウレタン塗装を磨き落として、きれいに塗装し直してから再度組み上げていく…という作業なのですが、ほとんどが手作業なので意外と時間と手間がかかってしまいます。
しかし綺麗に出来上がったものを見ると感動してしまいますよね☺


最初の棚の様子がこちらです


塗装も所々剥げていて使い込まれていることがわかりますね


さぁ、この棚を綺麗にしていきます!

この棚のように古くなってまだらになったウレタン塗装を磨き取るのはなかなか大変な作業です😵
時間をかけて根気よく磨いていきますよー!😤


古くなったウレタン塗装を磨き剥がして出てきたのは、側板はナラの木、たぶん棚はカバの木で作られているようです!


磨き上げた棚板は、今回はまずオイルステインで着色して、表面だけシミなど付かないようにガラスコーティングしました✨


ここまできたら後は組み立てるだけです😊

組み立てて無事に棚の修理も終わり、お客様のご自宅のある岐阜県各務原市までお届けに!

あの傷やシミ、塗装の剥げなどがあった板もこの通り綺麗になっています


木目も現れて、きれいに仕上がったのでひとあんしんです😄
お客様にも喜んでいただけました‼

飛騨コレでは当店でご購入された家具以外にも、ご依頼があれば可能な限りリペアをさせていただきます!
思い出があるけど少し汚れてきた、大きな傷ができてしまった等々何かございましたらお気軽にお問合せくださいね😊

飛騨コレHP
お問合せは→「家具 お問い合わせフォーム」
フリーダイヤル→0120-690-315



flowers&plants10はるかflowers&plants10  

Posted by ヒダコレ at 12:00Comments(0)工房・制作だより

動画サイトのお知らせです

2019年04月09日

皆さまこんにちは!

昨日の更新で聖美さんがご紹介されていた「白鷺碗」の白鷺木工さんに見学に行った時の動画を今回は載せますねface05

職人さんの技術に惚れ惚れしてしまいますね😊



最後は一つ一つ手をかけて仕上げていくんですね
見ている自分の方が緊張してしまう程繊細な作業です🙈


実は白鷺木工さんにヒダコレオリジナルで商品を作ってもらえないかな?と計画中です✨
いまからどんなステキなものが出来上がるのか、ワクワクしちゃいますね~!




そしてそして!長らく更新が止まっていたYouTubeのヒダコレチャンネルですが、また再開することが決まりました~✌
出来るだけ更新を豆にしていくつもりです(やまうち頑張ります!!)ので、皆さんYouTubeの方もどうぞよろしくお願いします!

ヒダコレチャンネル


はるか  

Posted by ヒダコレ at 12:18Comments(0)工房・制作だより

岐阜県関市の杉山製作所さんに行ってきました!

2019年03月30日


岐阜県関市の杉山製作所さんに行ってきました。
鉄の家具を作られています。




粉体焼付塗装による黒鉄の仕上がりの風合いは、
とても重厚感があり、耐久性にも優れています。
無垢の木との相性もよく、高級感も増します。
ヒダコレの無垢の家具に、黒鉄を組み合わせて、何かコラボ作品ができないかなと思い、打合せをさせていただきました。





一枚板などのテーブルの脚や、棚、収納、そしてテレビボードなども企画中です‼





ヒダコレの新しい家具のラインナップも、ぜひお楽しみに‼


浦西 正幸  

Posted by ヒダコレ at 14:09Comments(0)工房・制作だより

カッティングボードの作りかた

2018年05月18日

6月1日(金)から「カッティングボード展」を開催!

工房では飛騨の木を使ったオリジナルカッティングボードを制作中。
いったいどんなふうに作られているんでしょう?







ということで、工房に見学に行ってきました~♪





①まずは板をカット。





②カットした板の表面を平らにしていきます。





③厚みを均等に。(この時点では厚みは23mmくらい)





④表面を磨いて最終的には20mmの厚みに。
木が反りにくく、重くなりすぎないようにこの厚みにしているそう。





⑤カッティングボードの型どり。
木目やかたちのバランスを見ながら手描きで型をとります。
職人さんそれぞれの個性が出ます。





⑥耳を整えます。木皮を残しながらノミで削り、やすりで磨いていきます。
こちらも職人さんのセンスが試されますね。





⑦型に沿って板をカット。やっとカッティングボードのかたちになってきました!





⑧オリジナルの道具に固定して、削りながらかたちを整えます。





⑨断面のザラザラを磨いてきれいにしていきます。
磨いた後も型通りになっているか何度も確認して微調整しています。





⑩持ち手に穴をあけます。紐を通して吊るしやすいように大きめにあけているそう。





⑪機会を使って面取りをし、さらに手でやすりをかけます。
細かな部分にも心遣いが感じられますね。





⑫最後の仕上げ磨き。機械で荒磨きし、細かい部分は手持ちの機械で磨きをかけます。







⑬最後にえごまオイルを塗って乾いたら完成です!





いかがでしたか?
大きな機械は7種類。10以上もの工程を経てやっと一枚のカッティングボードが出来上がるんです。
職人さんは慣れた手つきでこなしていましたが、とても手間のかかる作業です!

手間ひまを惜しまないからこそ、素敵なカッティングボードができるんですね。
作られる過程を知るとより一層愛着が湧きます。

ヒダコレではカッティングボードのメンテナンスもしていますので、気軽にお店にお持ちください。
長く愛用していただけるようにお手伝いさせていただきます。


6月のカッティングボード展にもぜひ、足を運んでいただけたら嬉しいです。
詳細はまたアップします。





タグチ  

Posted by ヒダコレ at 13:54Comments(0)工房・制作だより

おススメ一枚板 ミズメ桜!!

2017年12月10日

飛騨高山発!無垢の家具 ものしり手帖
タイトル: おススメ一枚板 ミズメ桜

水目桜の樹皮




カバノキ科カバノキ属の落葉高木。
散孔材。
水目桜はマカンバと同じ樺の木ですが、ご覧の通り樹皮や材観が桜に似ていることから、水目桜と呼ばれています。
なんといっても枝を折ったり、樹皮を削るとサルチル酸メチルの臭いがすることも特徴ですね。
別名ヨグソミネバリや、アズサとも呼ばれています。



水目桜 一枚板!!









水目桜は樺の木の仲間なので、それほど大きくなる木ではありません。
ということは大きな一枚板はなかなか取れないということになり、家具の中でも特に一枚板テーブルとしては、非常に希少価値の高い樹種になります。

ヒダコレでは、国産材の一枚板を多く取り扱っているので、
また私は「水目桜」が大好きということもあり、たくさんの水目桜を持っております。
なかなか表には出しませんが・・・笑

それにしても、この全面に広がる流れるような「杢」は見事ですね!!




一枚板「水目桜」のきれいな「杢」は

<写真が入ります>


<写真が入ります>


<写真が入ります>


何百年と生きてきた大木。
その長い年月の流れの中で、少しづつ積み重ねられて生まれる「杢」。
一年一年刻まれる年輪とはまったく違う魅力を感じますね。

水目桜の「水目」はどのような意味で呼ばれるようになったのでしょうか・・・
おそらく色々と説はあるのでしょうが、
この薄っすらピンク色した、キラキラ光る「杢」は、夕日が映える川面の流れに見えます。

重く気性の荒い、そして不器用な性格の水目桜ですが、
私は、内に秘めた優しさと包容力を感じさせる木だといつも感じています。


「一枚板・無垢のテーブル展」
12月1日~25日
http://www.hidacolle.com/event/%E4%B8%80%E6%9E%9A%E6%9D%BF%E3%83%BB%E7%84%A1%E5%9E%A2%E3%81%AE%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB%E5%B1%95/



↓↓ぜひ下記をクリックして、画像や詳細をご覧ください。
http://xn--h6q23mrxdur3a.hidacolle.com/%e3%81%8a%e3%82%b9%e3%82%b9%e3%83%a1%e4%b8%80%e6%9e%9a%e6%9d%bf%e2%91%a1%e3%80%80%e3%83%9f%e3%82%ba%e3%83%a1%e6%a1%9c/



浦西正幸


  

Posted by ヒダコレ at 17:22Comments(0)工房・制作だより

無垢の家具作りから、森と木と暮らしをつなぎたい①

2017年07月16日

飛騨高山発!無垢の家具 ものしり手帖


森で働く
私たちは森から伐り出された木材で家具を作っていますが、その日本の山の木は、これからも伐り出されることは可能なんでしょうか?

矢口史靖監督の映画『WOOD
JOB!』は、確か「緑の研修生」が主人公だったと思いますが、「緑の雇用」事業も少しは知名度も向上したのではないでしょうか。

「緑の雇用」事業とは、簡単にいうと所定の条件に合った新規林業就業者を受け入れた事業体とその就業者に対して国が一定の育成期間にお金や研修などの支援を提供するというもので、「緑の雇用」で採用された者を「緑の研修生」と呼ぶんでしたよね。

高度成長期に安価な輸入材が大量に流入したことによって国産材の価格は大幅に下落し、林業は衰退の一途をたどりました。ところが実は近年、木材の国内自給率が少しづつ回復しはじめたり、若い人を中心に林業に従事する人も少しずつ増えはじめていると聞きます。

高山の森林組合にも「林業女子」がいらっしゃいます!!

地方へ移り住み、林業に就く。
そんな方々がもっと増えてくると、これからの無垢の家具作りにも明るいニュースですね。


<写真など>


森の仕事、木の仕事
ところで森の仕事と言っても沢山のいろんな仕事があるんじゃないかと・・・

森から木を伐り出す仕事、その丸太を挽く仕事、森からいろいろなものを採る仕事(う〜ん山菜とかキノコとか)、あと森を利用している仕事もたくさんありますよね、木質バイオマスとか、森で教育する仕事とか、これから多彩でクリエイティブな森の仕事が増えてくるように思います。

そして私たちのような家具工房、大工さんなど木材を使って「モノ」を作る仕事へつながります。

つづく・・・


↓↓画像もご覧いただけます。
http://xn--h6q23mrxdur3a.hidacolle.com/%e7%84%a1%e5%9e%a2%e3%81%ae%e5%ae%b6%e5%85%b7%e4%bd%9c%e3%82%8a%e3%81%8b%e3%82%89%e3%80%81%e6%a3%ae%e3%81%a8%e6%9c%a8%e3%81%a8%e6%9a%ae%e3%82%89%e3%81%97%e3%82%92%e3%81%a4%e3%81%aa%e3%81%8e%e3%81%9f/

  

Posted by ヒダコレ at 13:12Comments(0)工房・制作だより

無垢の家具から、飛騨の森の木を想う。

2017年07月09日

飛騨高山発!無垢の家具 ものしり手帖
タイトル: 無垢の家具から、飛騨の森の木を想う。

「森と暮らしのマーケット」
7月15日・16日に「森と暮らしのマーケット」というイベントを開催します。
テーマは「森」と「木」と「暮らし」をつなぐことです。

「森」→やはり自然の木で家具を作らせていただいているので、自然を、山を守りたいと思っています。その身近な自然の象徴を「森」とイメージしました。

「木」→木というのは、実は山から伐り出された丸太や製材された木材のことを差しています。私たちも家具を作ることを商売とさせていただいているので、どうしても経済活動を否定する訳にはいきません・・・

「暮らし」→暮らしは人の営みです。そこには家族だったり、夫婦だったりの人と人のつながりがあります。私たちの家具は、その人と人のつながり・家族がちょっと豊かに、ちょっと楽しくなるものを作りたいと思っています。


飛騨の天生の森に、自然の木を見に行く
飛騨のクラフトマンや食に関わる人、木育を広める活動をされている方など、たくさんの人に関わっていただき、たくさんの企画やワークショップが盛りだくさんのイベントですが、
特におススメの企画の一つが「天生の森歩き」です。

その下見も兼ねて、天生の森を歩いてきました。


<写真など>


森の案内人が丁寧に、そしてユーモアたっぷりに案内してくれます。

詳しくは ↓
https://www.facebook.com/%E6%A3%AE%E3%81%A8%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88-1896231920636572/


ブナ、栃の木、ホエビソ桜、カツラ、ホウの木

<写真など>

天生のカツラ門、今でも門をくぐるように歩くことはできません・・・


<写真など>



普段から国産材の大きな一枚板でテーブルなどを作っています。
栃やケヤキ、栗、山桜、センなど、日本の広葉樹の樹種の多さにビックリします。

最近では、飛騨の木で家具を作ることを心掛けています。
不揃いの小径木しか出てこないので、大量生産する家具メーカーさんも使い勝手が悪く、多くがチップになってしまっています。

その不揃いの小径木の丸太を1本1本丁寧に選別して、また無駄の無いように製材して、家具に仕上げています。

手間が掛かることですが、やはり木が無くなってしまうと家具は作れません。
そして林業がすたれると、木を伐り出すこともできなくなります。

森を守るのと同じく、経済的にも成り立つ必要性も感じています。



浦西正幸



↓↓画像も見ていただくのは以下のURLをクリック
http://xn--h6q23mrxdur3a.hidacolle.com/%e7%84%a1%e5%9e%a2%e3%81%ae%e5%ae%b6%e5%85%b7%e3%81%8b%e3%82%89%e3%80%81%e9%a3%9b%e9%a8%a8%e3%81%ae%e6%a3%ae%e3%81%ae%e6%9c%a8%e3%82%92%e6%83%b3%e3%81%86%e3%80%82/

  

Posted by ヒダコレ at 15:14Comments(0)工房・制作だより
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