腕の見せどころ!
2016年09月21日

ヒダコレ で仕上げる板には割れが広がらないように止める『契り加工』をしません。
人口乾燥機で2度の乾燥をしていて乾燥に自信がある事と.、できるだけ自然の風合いを残したいという思いがあるからです。
でも、お客さまのご希望だったり、強度的に必要と判断した場合には割れ部分に「契り」という蝶ネクタイの形の材をはめ込みます。

今回は久しぶりの『契り加工』でやや腰が引け気味でしたが、やり始めると楽しくてしょうがありませんでした。


だいたいは機械で彫り込みますが最後の仕上げは手鑿で0.1㎜を削り合わせ契り大きさジャストに仕上げます。一瞬でも、気を抜くと隙間ができてしまいます。


久しぶりの良い緊張感でした!
阿部
Posted by ヒダコレ at 23:05│Comments(0)