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新築現場に無垢の家具を取付けに行ってきました‼︎

2016年12月20日
お客様が家具を買うタイミングってやはり新築される場合が多いです。

そうすると自然と新築現場での取付け作業も出てきます。

今回は現場での作業の様子のご紹介です。

お客様は「とにかくウォールナットが好き」というお客様でした。

建築現場で使用される木材って基本的に家具材で使われる材と違います。
最初の材の流通の時点で違うので現場では仕入れや加工が難しく
そういった場合は家具屋の出番になります!

現場で一番難しいのはまさに「微調整」壁や床って「パッと 見た目にはまっすぐで真っ平ら」に見えますが実は微妙に凸凹してたり壁の角の部分がもりあがりってたり色々です。
家具は0.1 ㎜単位での加工が必要になるので、その誤差をどれだけ上手く取り付けるかが鍵になります。

写真は洗面所の取付け前
新築現場に無垢の家具を取付けに行ってきました‼︎

新築現場に無垢の家具を取付けに行ってきました‼︎

先ずは壁などの現場の歪などの状態の把握。壁の上下、左右で奥行きの誤差や壁の凸凹の確認。
壁のからの寸法だけで合わせるとここでズレが出てきます

新築現場に無垢の家具を取付けに行ってきました‼︎
天板にはお客様が選ばれた洗面所の水受けと蛇口の大きさに穴加工を先に済ませておきます。

天板を取付けそれに合わせて下の建具を取り付ける枠材の長さ加工やビスを止める穴加工して組み立て取付け。

新築現場に無垢の家具を取付けに行ってきました‼︎

新築現場に無垢の家具を取付けに行ってきました‼︎

新築現場に無垢の家具を取付けに行ってきました‼︎

この際も寸法ではなくて水平器でやらないと建具を取付けた際の不具合になります。

新築現場に無垢の家具を取付けに行ってきました‼︎

枠をつけて今度は建具の取付け。
新築現場に無垢の家具を取付けに行ってきました‼︎


ここでも現場特有の難しさが出てきます。
床と壁の間仕切に使われる幅木とぶつからない様に寸法を調整したり、
床が凸凹してると閉めた時の床との隙間と開けた時の隙間が違ったり。
その辺りの確認をしながら微調整をして取付けします。

無事に取付け終了!

新築現場に無垢の家具を取付けに行ってきました‼︎

家具職人歴14年ですがその前は7年くらい現場に出入りする職人だったので何となくその辺りの事が身体に染み付いているでその経験が活かせる仕事です!

その他にも「カウンターデスク」や「スピーカーの棚」も取付けしました。
もちろん「テーブル」もウォールナット材にて。

新築現場に無垢の家具を取付けに行ってきました‼︎

新築現場に無垢の家具を取付けに行ってきました‼︎

新築現場に無垢の家具を取付けに行ってきました‼︎

新築現場に無垢の家具を取付けに行ってきました‼︎


今回は全て製作でお客様のご希望の高さ幅などでの特注加工です。
ヒダコレではこういった通常の家具以外にも特殊な加工もお受けできますので
お気軽にご相談下さいね。

阿部




Posted by ヒダコレ at 09:57│Comments(0)工房・制作だより
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