醤油差しといえば・・・
2017年03月23日

飛騨とは遠く離れた、
長崎「白山陶器」で生まれたのロングセラー「G型しょうゆさし」
製造が開始されたのは1958年。
それから約60年、同じ形で生産され続けているロングセラー。
存在が揺るがないのは醤油が手放せない日本人の生活が変わっていないからかも。
ちなみにキッコウマンの卓上醤油差しは2年遅れの1961年に発売
弟分的な存在だったのかもしれないが、
世間的ではこちらの方が有名に・・・。
1958年 生産スタート
1960年 第一回グッドデザイン賞受賞
※日本デザインコミッティーによる表彰制度
1961年 グッドデザイン商品選定(Gマーク)/通産省
※白磁の(大)・(小)/茶(大)のみ
1977年 グッドデザインロングライフ賞受賞/通産省
(白山陶器HPより)
長崎県の波佐見という小さな焼きものの街で生産をしている白山陶器は、
「G型しょうゆさし」以外にもグッドデザイン賞やロングライフデザイン賞を受賞しているので要チェック!
滑らかな曲線でとても優しい形にしっかりと機能が備わっているこの醤油差しには特筆すべき点が2つあります。
❶醤油の量の調節
見ていただくとわかるように蓋の先端に穴が空いている。
これは空気を調節することで醤油を一滴づつ出すことができるための穴。
蓋を押さえつつ、量の調節ができるスグレモノ!
❷垂れにくい
醤油がそそぎ口から垂れると、テーブルにシミがつくなど厄介です。(家具屋的に)
この醤油差しはかなり垂れにくい醤油差しを是非使っていただきたい。
個人的にはオリーブオイルを入れて使っています。
フライパンに少量出したい時や、サラダにかけるときなど、重宝してます。
松原千明
Posted by ヒダコレ at 18:54│Comments(0)
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