山只華陶苑さんのすり鉢が入荷しました。

１２月になりクリスマスの時期になって来ましたが
どんなクリスマスプレゼントがと考えたときに、自分へのプレゼントだったら
私はこちらのすり鉢がほしいですね～

とっても大きなすり鉢をこれまた大きなすりこぎと一緒に祖母からもらったのですが
なかなか出番が少なくて、少量の料理に使うには小振りのすり鉢があったら
いいなぁ～と思っていたところです。


JUJU mortier 　ワラ白　




山只華陶苑のこちらのすり鉢はとても人気があるすり鉢ですが、
今回、入荷した作品は、麦とろを作るにはもってこいの麦とろ鉢。
制作されている加藤智也さんがおっしゃる、麦とろ３兄弟のうちの２サイズです。
ちょっと背高な形が麦とろにもってこいのすり鉢。
外国人の観光客の方には特に人気で、すりこぎとすり鉢をセットでご購入の方が多いです。
そういえば、とても日本的なアイテムの道具ですよね。


麦とろ鉢　ワラ白　鉄クロ




そして波紋模様が大変人気のあるJUJU mortier の鉄クロとワラ白です。
シックな色合いと形がとても素敵で、ほうれん草の胡麻和えなどを盛って
そのまま食卓に出してもお料理が映える、そんなたたずまいのすり鉢ですね。


JUJU mortier 　ワラ白　鉄クロ




寛政６年（1794）創業の岐阜県多治見市高田町 『山只華陶苑』 さんの
藤兵衛窯七代目の加藤 智也さんの考えられた『波紋櫛目』模様のご紹介文です。

すり鉢は、すり目がうつわ全体に施されている事から、どの面でも摺れていると思われています。
しかし七代目（加藤 智也さん）は、そこに疑問を持ちます。
すれている場所は、すり粉木がすり目に逆らっている場所だけで、
あとの場所では、食材はただ上へ持ち上がっているだけなのでは、と……。
そこで美しさや作業性など、さまざまなすり目のテストをします。

開発までに約９年を費やしましたが、ついに完成形を見る事になります。
このデザインは、食材を上へ逃げにくくしその場ですれていく為、早くすれるようになりました。
そのため、食材への摩擦熱が少なく香り高くすれます。
さらに、力のない高齢者の方にも少ない力で使って頂けます。
この目立ての摩擦力は、回す方向に関係なく、する物をその場所に止めておく力となるため
右利き左利きに関係なく使っていただけるのです。

　HPよりの抜粋です。


こちらのご紹介文を読ませていただくとますます
すり鉢を使ってみたくなります。

これからの年末年始、山只華陶苑さんのすり鉢を使って
ゆっくり料理と向き合えたら。。。
何かとあわただしい師走に入りましたが
そんな時間を大事にしたいなぁ～と思う今日この頃です。


浦西聖美